石川工務店、生粋の『こだわり』

お施主様、はじめまして。 有限会社石川工務店です。

誕生は『神社仏閣の建築職人集団』

1944年(昭和18年)に地元の工務店として創業しました。
初代は、愛知県を中心にここ東海地域で主に社寺を手がけた宮大工。
そのなかでも建築に関わる大工や数々の職人をまとめる『棟梁』と呼ばれていました。

1998年、二代目である現・代表取締役が法人設立。
生粋の職人であった初代の技と知恵、棟梁と呼ばれるにふさわしい精神をしっかりと受け継いでいます。
長く培われてきた、日本の家のよさを生かしながら、時代とお施主様(家の建築を希望されたお客様の呼び方)の生活に合った新旧の技術をもって、住みよい家づくりを表現します。

木が人と生きている『木の家』

最近、30代を中心とした若い世代の方々に、木の家を建てたいと考える方が増えていると聞きます。
私たちのような「木」にこだわった人間は、とても嬉しく思います。

人に木と書いて『休』。
先人たちが、毎日の生活のなかから気づき、考え抜いた漢字なのでしょう。
木にもたれて「ホッ」とする。
頑丈な幹の頼もしさ、木陰の気持ちよさ、それはいまも昔も変わらないんですね。

木の家に求められているもの 

それでは、なぜ木の家、もしくは自然素材の家が注目されているのでしょうか?
シックハウスや環境の問題などもあるとは思いますが、当社で家を建てられた方にお話を聞くと、

気持ちがいい

木や土壁の表情がいい

時が経つにつれ、いい味がでる

子どもたちが楽しそう

などとお答えいただいています。五感に優しく訴えかけてくる「何か」があるのです。
ストレスの多い現代社会を生きる私たちにとって、この「何か」がとても魅力的に感じられるのでしょう。

当社では、

自然の素材だけで建てる家
自然の素材を部分的に使った家
自然から生まれ、長い時間を家として過ごし、再度新たな家になりたい素材を使った家

など、お客様の「夢」を「形」に変えていきます。

それはきっと心も体も歓ぶ「ホッ」とする優しい家に違いありません。

木の家・ログハウスへの思い

木の家、ログハウスと聞いて、みなさんはどんな想像をされるでしょうか?
「値段が高いと感じる」「メンテナンスが大変そう」「鉄筋の家に比べて地震や虫の害に弱そう」ではないでしょうか?

「値段が高い」

一般的な価格をご存じであればあるほど、当社、石川工務店からの価格のご提案に納得される方が多いです。

無垢材を使うことを諦めなくても、安全性を落とさなくても、他にさまざまな工夫を凝らせば大丈夫。
コストを抑えながらも、お客様の「こだわり」や「わがまま」をいえる、気持ちのいい木の家を建てることができます。

それは、お施主様が家づくりに参加することでも叶えられます。
例えば、プロのアドバイスをもらって外部の塗装を、お施主様のご家族がみんなで塗ってみる。
棚や下駄箱、ウッドデッキなどをDIYする。
薪ストーブを囲う煉瓦の壁をご自身で積む。
など、コストダウンの方法は、家への愛着もわくアイディア次第ですよ。

「メンテナンスが大変そう」

ログハウスでは、家を形作る構造が隠されることなく、普段から目に見えています。
これは、いつも家の隅々まで目配りが利くということなんです。

発想を変えれば、日々のメンテナンスの面では、とても有利なことです。
見えている梁や柱をクリップボード(ファミリー掲示板)などの家具に見立てて、もっと利用する方。
日々のお掃除をお子さんと一緒にして、少し手を伸ばしてきれいにできる範囲が増える様子で、お子さんの成長を見守る方。
何より、木の表情は過ごした時間がつくります。どんどん変わっていく様子を楽しむという方法もあるのです。

「鉄筋の家に比べて地震や虫の害に弱そう」

奈良の薬師寺は1000年以上前の木造建築です。
戦災などには遭いましたが、いまも当時の優美な姿を保っています。
みなさんのお住まいの地域にあるお寺や神社にも60年以上経ったものは多いと思います。

木の家は、地震と湿気が多い日本の自然や環境に合っている建築です。
シロアリなどから守る技術や、土地の強さに合わせた基礎の作り方など、宮大工たちはその知識集団であったとも考えています。

木の家づくりは一生のパートナーを創造し、一緒に成長するようなものです。

お施主様と、つくり手の私たちが共に責任を持ち、真剣勝負で挑まなければなりません。
家が竣工し、歳月が経った後、その成長の様子がさまざまな所で感じられるものです。

お施主様が家づくりに参加をして、ご自分の「木の家」の細部や性格を知ることは、住み始めてからのメンテナンスなどに役立ちます。

私たちが、どこか一箇所でも家づくりへの参加をお勧めするのは、じつはコストダウン以外に、そういった思いがあるからです。
また、引渡しが終わってもアフターメンテナンスなどを通じて、永くよいおつき合いを続けて行きたいと思っています。

現場は家づくり、家育ちのスタート地点です。

木の家とそこで暮らすご家族が長く健康に過ごされる様子を、責任を持って見守っていく、そのような関係を続けていきたいと思います。

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